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やったことがないことを挑戦してみる
北翔大学での講演
「僕は、子供の頃からロケットや飛行機を作りたいと話をしてきました。でも、どこへいっても大人からは『どうせ無理』と言われ続けてきたんです。小学校から大学まで。どこでも何かしらの形で、その壁に衝突し続けてきました」
数々の否定の声を聞き、夢を諦めかけたことがなかったわけではありません。それでも夢を語ることで、その道は徐々に開かれていき、転機となったのは、飛行機に携わりたいと思い機械工学科へ入学した大学時代とのことでした。
植松さんの講演の中の大事なポイント
お母さんの言葉 思うは招く 思い続けることの大切さを教えてもらった。
おじいちゃんと一緒に、アメリカの月面着陸のテレビを一緒に見て、お前も月に行けと言われ、宇宙にかかわる仕事をしたいと思った。
おばあちゃんは、お金がいくらあっても、戦争でお金の値うちがなくなってしまった。
お金があったら本を買って、知識を頭に入れたら、それで新しいことを生み出しなさい。
学校の先生からは、ロケットや飛行機の夢の話をすると、「お前には、無理」と否定された。
先生は、やったことがないから、そういう。
「どうせ無理」という言葉は、人の自信と可能性を奪う最悪の言葉。
やったことがなかっても、「どうせ無理!」と思わすに、やってみること。
やっていくうちに、自信がわいてくる。
今できないことに追いかけることが夢じゃないかな?
自分ができるようになったら、他の人にしてあげられる。
それが仕事となります。
出来なかったことでも、考え工夫し、諦めなければ、
できるようになる。
そうすると自分に、自信がわいてきます。
失敗したら、自分を責めないで、ただ今成長中と考え
失敗は、より良くするためのデータだ。
私は世界を救うため、役に立つために生まれてきた。
出来ない理由を探すのではなく。
どうしたら出来るかを考えよ。
うまくいかなかったら、人にしゃべってみたら。
だったこうしてみたら、
本に書いてあったよ、テレビで言っていたよ と
ヒントをもらえることもある。
北海道大学の永田先生から電話がかかってきて
安全なロケットエンジンを研究している。
と電話がかかってきたので、
お互いに足りない所を補完しながら、助けあったら
ロケットの打ち上げに成功した。
人の出会いには意味がある。
人は足りないから、助け合うことが出来る。
足りないことを馬鹿にしてはいけない。
一生懸命助け合ったらいい。
“自分の代で実現しない夢”を持って欲しいんです。このDream biggerという言葉は、まさにそれを表してくれていると思いますよ。自分の代だけで実現する夢はいくらでも諦められるし、辞められる。ですが、自分の代で終わらない夢を持つと、次の世代を作らなければと考えるし、どう思いを伝えるか、どう能力を伝えるかを真剣に考えるからです。夢に善し悪しはないですし、ひとつじゃなくても良い。たくさん大きな夢を持って欲しいですね」
どこにあるの
住所 北海道赤平市共和町230番地50(赤平第2工業団地)
【事業内容】車両搭載型低電圧電磁石システム設計・製作・販売、宇宙航空関連機器開発および製作
ホームぺージ https://uematsudenki.com/
電話 0125-34-4133
北海道の人、暮らし、仕事
北海道の町や企業の紹介で取材を受けた内容もご覧ください。
このまちのあの企業、あの製品 NASAより宇宙に近い、植松電機が描く未来。

植松電機がモデルになった 「下町ロケット」の映画の紹介
下町ロボット TBS
池井戸潤氏の原作を阿部寛主演でドラマ化した日曜劇場「下町ロケット」の特別総集編が、4月5日の午後9時から3週連続で放送された。
見逃された方は、動画配信サービスでご覧ください。