鬼おどり
桜が満開で、きれいだということで、平成31年4月13日の土曜日に朝光寺に行ってきました。一番奥の駐車場から、小川のせせらぎの音を聞きながら、また桜、新緑の若葉を楽しみながら歩いていくと、寺の門にたどり着きます。
寺の山門の前には、小さなつくばねの滝があり、滝の音を背にしながら
石段を登っていくと2体の仁王様が待ち受け、邪気、悪魔、悪霊が入って
来ないようにお寺を守っています。
山門をくぐると、大きな国宝の本堂があります。
本堂には本尊は2躯の十一面千手千眼観世音菩薩立像が祭られています。
ご本尊は60年に一回の公開されることになり、来年令和2年5月5日に
ご本尊が拝顔することができます。
是非来年の鬼踊りには、ぜひ見に来てください。
5月5日端午の節句には、本堂の前で、鐘の音に合わせて、たいまつを振りかざし、
3体の鬼が、おどります。
午後1時くらいから、檀家の方々が、ご詠歌を上げられ、その後7人の高僧が
読経をあげられ、1時30分くらいから鬼のお出ましとなります。
踊りは約一時間ほどあり、なかなか他では見られない、勇壮な踊りです。
この鬼は、決して悪い鬼ではなく、お寺の仏像を守り、地元の住民を、悪魔や悪霊の
災いから守る為、怖い顔をしているのです。非常にいい鬼さんたちです。
写真やビデオを撮りたい方は、2時間くらい前に来て陣取っておかないと
見物客がいっぱいなので、早めに来られることをお勧めします。できれば
折りたたみいすをご持参になるといいでしょう。
私は2時間立ちっぱなしで、疲れました。
翁の踊り
朝光寺の住所 とお寺の建物
住所:兵庫県加東市畑609番地
交通アクセス
大坂からは、中国高速道路で1時間近く走り、高速東条ICで降り、東条湖とおもちゃ王国のそばを走り、ICから15分くらい走ると朝光寺に着きます。
高速バスで大阪駅から西脇行、または津山行きに乗り、1時間20分くらいで高速東条で下車、そこからは交通の便が悪いので、タクシーに乗らなければ行くことができません。
徒歩では2時間くらいかかるかもしれません。
駐車場が狭く、ぎりぎりに来ると、道路に順番に止めるので、お寺のだいぶん手前で
止めることになりますので、できれば12時ごろには、来られることをお勧めします。
国宝 本堂 この広場の前で鬼踊りが行われます。
下は多宝塔(兵庫県重要文化財)
鐘楼(重要文化財)
近くには、東条湖やおもちゃ王国や東条湖カントリークラブがあるので、グリーンプラザホテルに泊まって、お母さんは子供と遊園地で遊び、お父さんはゴルフを楽しむことができます。